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       近藤プロの教え(1)
             プロの教えをX氏流に表現したものです。うのみにしないで!


ゴルフ練習の目的

ゴルフに行く日は、朝からひたすら酒を呑める日だと思い込んでいる方がいる。間違いではない。好きなだけ呑んでもいいが、スコアという結果がものをいう。つまりゴルフはスコアを競うスポーツである。

だれよりも、いいスコアを出せるスイングが究極のスイングである。つまらん、つまらん!当たり前すぎてはなしにならん。
しかし、チョコレートは取られるより取ったほうがうれしい。

では、いいスコアを出すスイングとは、どんなスイングだろう?
これは、わざわざゴルフ教室に行ってプロに教わる必要はない。プロゴルフ大会のテレビ中継を見ればよい。プロのプレイを後から正面から、たまには上から映してくれる。おまけに正面からスローで再生してくれたり、至れり尽くせりである。

そんなことは百も承知だが、一体全体どんな気持ちでどんなイメージを描いてスイングすればいいのか、テレビをいくら見ても分かるわけがない。

テレビ中継を見ただけで理解して上達するのなら、プロ野球中継をしょっちゅう見ているのだから野球がうまくなるはずだ。テレビを見ればできるのならバック転だってできるはずだ。ところが、そうではない。

ゴルフの究極のスイング自体を理解するしかない。理解した上で、それに近づくように努力して練習するのである。つまり、最後に目指すスイングはどんなスイングか理解していないと、目的なく練習していることになる。









究極のスイング

「驚くほど力をいれないで、こんなにゆっくり振っていいの?というくらい軽く振る」これが、プロの究極のスイングである。もちろん素人にとってもそうである。

分からん!分からん!抽象的過ぎる!素人のXおっさんがなにをいう!ごもっともである。 近藤プロに師事して週2回教室に通い月に2回はラウンドレッスンを受けて10カ月目にして、ようやく理解するだけは理解したところである。できるとはいっていないところがX氏の賢い、いやずるいところである。

100を切れないゴルファーの力加減は、たとえばこういうことだ。
野球でいうと、ホームベースからセンターの守備位置までボールを投げようとガチガチに体に力をいれて投げている状態だ。そんな力加減では究極のスイングにはほど遠い。

4歳のこどもがいるとしよう。子どもでも孫でも、そんなことはどうでもいい。とにかくそんな小さい子に3メートル離れて野球のボールをキャッチさせると考えよう。オーバースローでは、4歳だからとてもとれない。相手が手をとじれば偶然キャッチできるように胸に狙いをつけて、山なりになるように下からそっと投げるしかない。しかし、3メートルあるから、それなりの力はいる。

この程度の力加減でスイングするのである。

これが究極のスイングである。永田台ゴルフ練習場で、この程度の力加減でX氏がピッチングで打つと、アラ不思議!100メートルの看板を10メートルくらい超える。コースでピンまで100ヤードだとサンドとピッチングの間のプロ-チ用クラブで軽〜く振ってちょうどいい。エッヘエン!

もっとも成功するのは3回に1回くらいだから、偉そうなことは、いえない。理解だけはできて、挑戦中といったところである。

近藤プロに「テレビでは、プロは力いっぱい振っているように見えるけど、じつは、驚くほど軽く振っているんだ」といわれていた。
最近になって、テレビを見ていて、たしかに力をいれず軽く振っているのが分かるようになってきた。分かるだけなら、猿でも分かる。実行しよう。がんばろう。



















力を入れずに軽く振ればいいのか?

そうはイカのきんたま!である。
力を入れずにひたすら軽く振るだけでプロ並みとまではいかなくとも、いい球が打てるのか?
「そんなこというんだったら、オレ、力入れないで打つよ、ほんとうにそれでいいんだな!」とからまれても、正論だけに困る。

道は険しいのである。
「X氏よ、近藤プロとラウンドしててどうだい?テレビなんか見なくても、近藤プロのスイングを見ていれば、力を入れずに軽く振っているのが分かるんじゃないのかい?」
正直いって、なんとパワフルなんだろう!と近藤プロのスイングを見て思っていた。じつに力強いスイングである。

力強く見えるのは、トップでキッチリ肩を回し、球を弾く寸前に力強く腰を回転させ大きなフィニッシュを決めるから、である。別に力を入れているわけではない。軽く振るというのは、そこそこいい加減に振るという意味ではない。

力を入れずに、キッチリ正しいスイングをするのだ。このとき手を振り回す感じはない。体の回転にまかせて、手がついてくるだけである。仮に手で強く打とうとするとピッチングで20ヤードくらい左に行ってしまう。ここがむずかしい。X氏が3回に1回しか成功しないのは、手で打とうとするためだ。

ここまでを整理すると、「力を入れずに、手を使わず正しいスイングで軽く振る」が究極のスイング、ということになる。











手を使うな、だと?

手に持ったクラブでボールを打つ。手を使っているやんか?
手を使うなというのはムチャクチャな話やんけ、おっさん。
そりゃ、そうだ。

「手でパチ〜ンとボールを打ちにいかない!」ということである。
体の回転にコンマ何秒か遅れて手がついてくるのである。
偉そうに、よくいうよ!

ドライバーでもなんでもいいが、ピッチングあたりを使ってアドレスをとり、肩を十分に回してトップの位置まで振り上げる。そのままゆっくりと、手をゼッタイに動かさずに体のひねりをアドレスの位置まで戻す。すると、手をまったく使っていないのにクラブは腰の高さで地面と水平になっているはずだ。

トップからここまでは、手をまったく使わずにクラブは降りてくるのだ。これは何がなんでも理解しなければならない。問答無用の現実である。

そうしたら、この位置から腰を思い切り回転させる。そうすると、手もクラブもいっしょに回る。このときには腰の回転といっしょに手を振る。どんなに早く手を振っても腰の円運動(回転)の方が早い。手の円は腰の円より大きいいからだ。クラブの先端の描く円はさらに大きいために、腰の回転に追いつくことはない。

体の回転にコンマ何秒か遅れて手とクラブがついてくるのでる。
すなおに、体の回転に合わせて手を振ればよいのである。思い切り手を早く振ると球は左に行ってしまう。

体の回転に合わせて軽く振るのがベストでる。
また、上体にガチガチと力が入っていると腰がスムースに回転しない。

「力を入れずに、手を使わず正しいスイングで軽く振る」

究極のスイングである。自己流では気がつかない打ちかただ。とはいえ、すぐにはできない。いろいろな要素があるからだ。
ここにゴルフ教室でプロに習う価値がある。

頼りにならないが、いままで近藤プロに教わってことを披露していきたい。























クソーッ!は
10年早い?

ゴルフスイングは、人それぞれに個性があり、、同じ振り方をするプロゴルファーはいない。テレビ中継を見れば分かる。素人も同じだ。同じというより基本の振り方も分からずやたら振り回しているから手におえない。

素人の悪いクセを大別してみた。

1 やたらトップを大きくとる(オーバスイング)
  あるいは、逆にトップが小さい
2 フィニッシュを大きくとり過ぎる(振り回し過ぎ)
  または、逆に振り切れない。

3 球を体の正面で打たない(打てない)
  打つ瞬間に頭がかたむいて、体が開いている

4 体を回転させず、手だけで打っている
  または逆に体を必要以上に回している

5 昔風に頭や体を傾けて構える

以上5つのどれか、あるいは混合型で、素人それぞれにクセがある。だから、近藤プロは各生徒のこうしたどうしようもないクセを矯正するように指導する。

ただ、教え方を見ていると、いまのクセのある打ち方はあまりいじらない。クセがあってもクラブが正しいスイング面・スイング軌道を作ればいいという考えのようだ。
プロの指導を受けると、いい球が打てるときがある。テレビのプロが教える番組を見て勘違いしがちなのが、どこか一カ所直せばウソみたいにいい球が打てるようになるのでは、と期待することだ。そんなことはありえない。テレビの番組に出る素人は、たいがいがシングルプレーヤーだ。もともと我々ヘボから見ると、とんでもなくうまい素人なのだ。

X氏がいま取り組んでいるのは、アイアンで球を打ったあと、ターフ(芝生)をとるスイング。テレビ中継でよく見かける。これは、ダフリとはいわない。球に当るまえにターフが取れるのがダフリだ。球はいくらも飛んでくれない。

教えてもらってスグにできた。教えてもらった内容は
1 20ヤードくらいのアプローチは最初から左足に重心を置いている
2 近藤プロのアプローチは、そのため体が左に倒れそうに見える
3 この左足に十分に体重が乗ったアプローチのフィニッシュがすべての
  アイアンの理想的nフィニッシュである
4 左の靴の内側は完全に浮き、右の靴は左の靴に向けて引きずられる

左足体重のアプローチができているゴルファーにとってむずかしいことではない。
アイアンのスイングで球をヒットするとき思い切ってアプローチと同じに左足に体重を乗せるのだ。体自体も左にずれる。左体重にする分、スイング時のクラブの最下点が左にずれる。このずれにより球より左が最下点となり、玉を売ったあとにターフがとれることになる。

要は、左足体重にすることにより、今までの最下点を5cmくらい左にズラスのだ。
これを教わったとき、近藤プロがポツンといった「完全にこの打ち方ができるようになるには、半年は必要だヨ」。たしかに、最初教えてもらったときはかんたんな理屈だし、教え方もうまいので納得してその通りに打てたが、継続して、いつでも同じように打てるものではない。一年でできるようになれば上等だと覚悟している。

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練習場でもコースでも、ミスショットをすると、クッソー!と声を出すのは、どなたも同じだと思う。これは、美しくない。
10回打って、10回ともキッチリ打てるゴルファーが、3年ぶりにトップしたのなら「クッソー!」というのも分かる。我々の自慢といったら10回売って1回もキッチリ打てないことである。それが、練習場でもコースでも20回に1回打てるかどうかのナイスショットを打とうと思い、そんな球が出ないと「クッソー!」と、怒る。あわれである。

へなちょこ球が持ち味である。トップ、スライス、フック、ダフリの当り損ねなど自慢の球筋は山ほどある。一打、打つたびに「クッソー!」というのは止めなさい。近藤プロもコースでは、素人には分かりにくいがミスショット、ミスパットがある。それでも、声など出さない。非情に珍しいがOBを出しても涼しい顔をしている。近藤プロの美学であろう。ド素人も見習うべきだと思う。

しかしねえ、近藤プロの場合はミスショットをしても平気な顔をしているはず、だってそれでもたいがい、パープレーの72で上がるもんネ〜。手におえん!

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